この4、5年ぐらいの間に僕はローリング・ストーンズの音楽を掘り下げるようになった。デルタブルースで使われる変則チューニングを試している間に、キース・リチャーズのギターにぶち当たって以来だ。
それが高じて、僕は今では日本ツアーのプログラムの一つに、ストーンズ・トリビュートを加えている。
さらにそれがきっかけで、1960年代後半から1970年代にかけての、いわゆるクラシック・ロックを最近よく聴いている。
僕は中学生の頃から高校2年でシカゴブルースにハマるまでは、ロック少年だった。
中1の時に初めて行ったロックコンサートが大阪で観たC.C.R.で、そのあとディープ・パープルを2回、レッド・ツェッペリン、ELP、ステイタス・クゥオ、ロリー・ギャラガー、レオン・ラッセル、サンタナ、ロイ・ブキャナン、スリードッグナイト、ウイッシュボーン・アッシュ、レイナード・スキナード、エリック・クラプトン、ジェイムス・テイラー、などを観た。
20歳代後半にアメリカに移住してから現地で観たのは、オールマン・ブラザーズ、ローリング・ストーンズ、ドゥービー・ブラザーズ、グレイトフル・デッド、ボブ・ディラン、ボニー・レイット、ジャクソン・ブラウン、ハート、リトル・フィート、イエス、ザ・フー、スティーリー・ダン、ジェフ・ベック、ブロンディ、B52、ジョン・フォガティー、ボズ・スキャッグス、イーグルス、サイモン&ガーファンクル、ポリス、CSN&Y、EW&F、レッドホットチリペッパーズ、ジェイムス・ブラウン、TLC、などがある。
さらにブルースやジャズ系を含むと、これまでに数え切れないぐらいのライブを観てきた。
不思議なことには、中学・高校時代に日本で観たコンサートは今でも鮮明に記憶に残っているものがあるのに、後年になってアメリカで観たものは記憶が何となく曖昧なものが多いことだ。10歳代の柔軟な感性には、やはり印象が強く刻まれると言うことだろうか。
(後編に続く)