本場でブルースを演るということ (2)


アメリカに来て成功したのかどうかは、成功の定義にもよるが、少なくともサバイバルしたのは確かだ。

 

30年近いアメリカでの生活で得たものは何かを突き詰めて考えると、それは自分の夢を追い求めることのできる自由に他ならない。

 

今の自分の演るブルースには、このアメリカ社会にどっぷり浸かってきた生活感が反映されていることだろう。

その意味では、京都で学生時代に、輸入盤レコードを聴きながら見よう見真似でやっていたものとは異質である。


 

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