シカゴ・ブルースのスライドギター(その3)


このトピックで前2回にわたり、ギターのオープン・チューニングを用いたスライドギターについて書いた。


その1では、エルモア・ジェイムスのスタイルのオープンDチューニング、その2では、マディー・ウォーターズやロバート・ジョンソンのスタイルのオープンG チューニングについて簡単に触れた。 


しかし、スライドギターを弾くのに必ずしもオープン・チューニングが要るわけではない。 

   
例えば、The Aces の Money, Marbles, And Chalk という曲では、Louis Meyers がレギュラー・チューニングでスライドギターを弾いている。僕は昔、ブルースを演奏し始めた頃に、初めて覚えたスライドの曲がこれであった。 


他にも、Robert  Nighthawk の Bricks In My Pillow というアルバムは、レギュラー・チューニングの優れたスライド曲が幾つか入っているし、Earl Hooker の Blues In D Natural や Blue Guitar  などの曲でも、確かなプレーが聴ける。 


ところで、先日僕は、スライドギターを弾く目的で、ドブロ・ギターを購入したのだが、この種のギターでは、オープンG  チューニングがよく使われるようだ。ピッチを正確に、力強く太い音をスライドで出すまでには、慣れが必要だ。

 
思い起こせば、何年か前に、スライド用ではないが、フライング V ギターを買った時も、それを使いこなせるようになるまで、しばらく試行錯誤したものだ。ステージで場数を踏むのが一番の近道と考え、このごろ、自分のライブだけでは飽き足らず、あちこちのブルース・ジャムセッションに出没している。 


下の動画は、最近のライブより、オープンG のスライドを2曲編集しました。ハーモニカは大ベテランのゲーリー・スミス氏。



 

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