週一回のブルース道場


今、週一で入っているハウスバンドとしてのライブの仕事は、自分を磨くいわば “道場” ととらえている。トリオ編成の演奏で鍛えたギターもそうだが、特に、聴衆の反応から多くを学んだ歌唱の度胸は、何物にも替え難い。 

  

近頃になって固まってきた週ごとの振り分けは、こうだ。月4回(たまに5回)のライブのうち、一回は特別ゲストを招待して、主にR&B 特集。残りの3週(あるいは4週)は、シカゴ・ブルース三昧、とくにそのうち一回はトリオでギターブルースをやり、残りの2回(あるいは3回)は、ギターを一人入れて、自分はブルースハープを吹くハーモニカ・ブルースの夜に当てている。 

  

ギター・ブルースの日は、特にこれまで長年にわたり傾倒してきた、オーティス・ラッシュ、マジック・サム、そして初期のバディ・ガイ に代表される ”ウェストサイド・シカゴブルース” をこれでもかというぐらいにやるから、これはもう自己陶酔の世界だ。 

  

ハーモニカ・ブルースは、現時点では、リトル・ウォルターやジュニア・ウェルズ、ジョージ・ハーモニカ・スミスらのコピーが多い。自分の音を確立するまでは、先達の残した名作から、そのエネルギーを吸収するのは大いに意味がある。 

  

ブルースは、掘り下げれば掘り下げるほど、さらにどんどん深みに入っていくから、まだまだこれからも楽しめそうだ。


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