ブルース・ハープ(7)

  
(続き)前回に続き、最近気に入っている練習曲をランダムにあげる。単に曲に合わせて吹けるというだけではなく、伴奏無しで吹いてみて、グルーヴを再現できるところまで消化することが大切。フレーズの蓄積は、例えば外国語の習得のために、単語や熟語を身につけるのと同様。それが自分の中で充分に消化されて初めて、自在に使いこなせるようになる。 
  
[練習曲リスト3]      ダイアトニック1st Position: 

高音部の第8穴から第10穴までの、ブロウ(吹く)ベンドを駆使できる。高音域だけと、低音域だけのフレーズのひとまとまりを、効果的に取り混ぜるとカッコイイ。例えば12小節ずつとか。 
  
Hush Hush (ジミー・リード。レジェンダリー・ブルースバンドのアルバムの中でも、元マディー・ウォーターズ・バンドのジェリー・ポートノイの、教科書的なプレーが聴ける) 
Junior’s Wail (初期ジュニア・ウェルズのスロー・ブルースのインスト曲。いくつかジュニア独特のフレーズが出てくる) 
About The Break of The Day (同じく初期ジュニア・ウェルズ) 
La Cucuracha (ビッグ・ウォルターのラテン系インスト曲。タイトルは、“コックローチ”の意味) 
  

[練習曲リスト4]      Chromatic Harp: 

一般的なクロマティック・ハープは、ダイアトニック・ハープのサード・ポジションの延長である。サイズが一回り大きいので、肺活量がものをいう。 トング・ブロッキングを駆使したオクターブ奏法がよく効く。
  
Blues In The Dark (クロマティックの名手、ジョージ・ハーモニカ・スミス) 
Up The Line (リトル・ウォルターのオリジナル。この曲のカバーは多い) 
Don’t Go No Farther (マディーの元歌も良いが、モジョ・ビュフォードのバージョンもある) 
Crazy Mixed Up World (リトル・ウォルター。ビリー・ブランチのライブ録音も素晴らしい)。 
  
その他、好きな曲をリストし始めると本当にキリがない。

 

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