ブルース音楽は万国共通か


アメリカの黒人ブルースバーで、アジア人が昔のスタイルでブルースを弾き語っているのは、初めて観る人には、やはり物珍しく映るらしい。 
  
先日も、ステージでブルース・ハープを吹いていたら、セットの合間に聴衆の一人から、いったい何処でブルースを習ったのかと、これまでにも人からよく聞かれる質問が来た。 
  
少し前までは、日本でも1970年代にブルースブームが起こり、シカゴから大物プレーヤーが数多く来日したことや、自分も高校生の頃からオーティス・ラッシュやT-ボーン・ウォーカーなどのLPを買い始めたなどと、わりと詳しく説明していた。 
  
が、アメリカ人の多くはクリスチャンの文化に根ざしているから、このごろは手短かに、「Calling  (天からの声)」と言うとピンと来るらしく、彼らは納得している。「雷に頭を打たれたのだ(Lightning struck my head.)」でも話が何となく通るみたいだ。 
  
しかし、自分が外国人であることが、彼らの意識にのぼっている間は、自分の音楽はまだ伸び代(のびしろ)があるということか。 

 

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